灌漑水流量変動に対応した水稲用流入施肥装置

灌漑水流量変動に対応した水稲用流入施肥装置

レコードナンバー928136論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015067NACSIS書誌IDAN00386823
著者名森 拓也
安田 丈洋
重田 一人
書誌名農作業研究
別誌名Japanese journal of farm work research
Farm work research : journal of Farm Work Society of Japan
発行元日本農作業研究会
巻号,ページ179号, p.93-103(2019-06)ISSN03891763
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抄録水稲の流入施肥法は省力的な施肥を可能とするが,肥料の散布精度が懸念される。本研究では,従来よりも散布精度の高い流入施肥法の確立を目指して,灌漑水の流量変動に対応して液肥の滴下流量を変動させる新たな流入施肥装置を2方式開発した。装置Aは,灌漑水の流量変化に応じて適切な液肥の電動弁開度を決定する電動弁開度調節方式を採用した。本装置を用いた圃場実験の結果,水田への液肥の供給量を一定とした従来の施肥装置よりも流入施肥後の田面水窒素濃度分布がより均一になることが明らかとなった。一方,簡易かつ高精度な流入施肥装置を目指した装置Bは,ベンチュリ効果を活用して液肥を吸引し灌漑水へ混入させるアスピレータ吸引方式を採用した。装置Bの開発にあたり,液肥の吸引方法についての基礎的な研究を行い,市販品の組み合わせによって流入施肥に適した装置の仕様を明らかにした。圃場試験の結果,灌漑水流量に比例して液肥の吸入量が変化したものの,その変動幅は想定より大きく,流入施肥後の田面水窒素濃度分布のばらつきが大きくなり,肥料の散布精度が悪化した。
索引語液肥;灌漑水;装置B;散布精度;対応;流入施肥法;肥料;流入施肥装置;採用;結果
引用文献数6
登録日2019年11月14日
収録データベースJASI

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