沖縄県における台風に関する意識と行動

沖縄県における台風に関する意識と行動

レコードナンバー928139論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015170NACSIS書誌IDAN00250548
論文副題住民意識調査をもとに
著者名齋藤 さやか
中村 真也
書誌名琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus
別誌名The science bulletin of the Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus
発行元琉球大学農学部
巻号,ページ65号, p.19-82(2018-12)ISSN03704246
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抄録本研究は,沖縄県に住む20歳代~60歳代の男女1,180名を対象に,台風に関する意識調査を行った結果について論じている。調査では(1)災害に関する不安感やリスク認知,(2)メディア利用,(3)台風に関する知識や知恵,判断基準,(4)対応行動,(5)災害文化の5つに焦点をあてた。まず,(1)「台風」は他の自然災害と比較して最も「不安」とする人が多かった。(2)メディア利用については,台風来襲に際しテレビと同じくらいかそれ以上にインターネットが活用されていることがわかった。(3)台風に関する知識については,中心気圧の数値から認識する台風のイメージや,仕事や学校を休む判断基準が明らかになった。(4)台風来襲時の対策数は,離島在住者において相対的に多かった。(5)また,災害観に関しては,9割以上の人が「沖縄に住んでいる以上,台風は受け入れざるを得ない」としていること,約7割が「台風は自然の一部なので畏怖・畏敬の念を持つことは理解ができる」としていることがわかった。台風の被害を抑制する対応行動の背景には,長年の間に培われた沖縄県における人の意識や知識,災害文化があると考えられた。
索引語台風;沖縄県;知識;意識;人;メディア利用;判断基準;対応行動;災害文化;60歳代
引用文献数12
登録日2019年11月14日
収録データベースJASI, AGROLib

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