子牛の第四胃における粘膜の変性・壊死を伴う浸潤性脂肪腫の1症例
- レコードナンバー
- 928169
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00017300
- NACSIS書誌ID
- AN00243779
- 論文タイトル(英)
- Occurrence of infiltrative lipoma with abomasal mucosal degeneration and necrosis in a calf
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 鳴重 寿人 ; 入部 忠 ; 鹿島 貴朗
- 誌名
- 山口獣医学雑誌 = The Yamaguchi journal of veterinary medicine
- 別誌名
- The Yamaguchi j. of vet. med
- 発行元
- 山口県獣医学会
- 巻号ページ
- 45号,p.25-28(2018-12)
- ISSN
- 03889335
- 全文表示
- PDF(683KB)
- 抄録
- 脂肪腫は成熟した脂肪細胞からなる良性腫瘍であり,腫瘤は被膜を有し可動性で痛み等は無いとされている。一方,浸潤性脂肪腫は,腫瘤が被膜を有さず,皮膚深層や骨格筋の近傍に脂肪細胞が浸潤するため,疼痛や歩行障害を引き起こす。2017年12月,山口県内の黒毛和種繁殖農家において6か月齢の子牛が第一胃鼓脹及び起立不能を呈した。剖検では,第四胃幽門部において内腔に突出する約3×2cmの腫瘤が認められた。病理組織学的には,第四胃の粘膜の変性・壊死を伴うを伴う浸潤性脂肪腫が認められた。反芻獣の胃における浸潤性脂肪腫の報告は少なく,稀な症例と考えられた。羊の報告においても本症例と類似する第四胃の粘膜病変を伴う浸潤性脂肪腫が認められており,浸潤性脂肪腫と胃粘膜病変の関連が示唆された。
- 引用文献数
- 9
- 登録日
- 2019年11月14日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib