ラオス国ビエンチャン特別市における魚発酵食品パデークの流通の現状と課題

レコードナンバー
928262
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00013525
NACSIS書誌ID
AN10358482
論文タイトル(英)
Current situation and issues of fermented freshwater fish paste product “Padaek” distribution in Vientiane, Lao PDR
本文言語
ja
著者名
羽佐田 勝美 ; 小林 慎太郎 ; 丸井 淳一朗
誌名
開発学研究
別誌名
Journal of agricultural development studies ; 日本国際地域開発学会開発学研究
発行元
日本国際地域開発学会
巻号ページ
30巻・1号,p.65-74(2019-07)
ISSN
09189432
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抄録
本稿では,魚発酵食品パデークの需要が増加しているラオス国ビエンチャン特別市を対象に,パデークの流通の現状と課題を検討した。ビエンチャン特別市で最も多く販売されるパデークは伝統的パデークであった。パデークの流通においては,農家がパデークの原料採集,生産,発酵までを,仲買業者がパデークの集荷と出荷(流通)を,小売業者が最終的な調味(加工調製)と消費者への販売(小売)を主に行っていることがわかった。また,パデークの流通形態は仲買業者介在型,仲買業者不在型,農家直売型の3つに分類できることがわかった。各ステークホルダーの粗マージンについては,仲買業者と比べ,農家と小売業者がより高い粗マージンを得ていることが示唆された。さらに,パデーク経営において,農家はパデークの原料である魚の不足(資源の問題)が,仲買業者はパデークの不足(資源の問題),顧客が少ないことや同業者による競争(市場競争の問題)とパデーク仕入れ資金の不足(資金・経費の問題)が,小売業者は投資資金の不足や販売経費の負担が大きいこと(資金・経費の問題)と競争相手が多いこと(市場競争の問題)が,問題であることがわかった。
引用文献数
11
登録日
2019年12月3日
収録データベース
JASI ; AGROLib