精密分子設計に基づく蛍光基質の開発とそれを用いた新規糖質加水分解酵素の探索と同定
- レコードナンバー
- 928603
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20039427
- NACSIS書誌ID
- AA12509099
- 論文タイトル(英)
- Development of fluorogenic substrates based on elaborate molecular design, and screening of novel glycosidases using its substrates
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 三浦 一輝 ; 袴田 航 ; 西尾 俊幸
- 誌名
- 応用糖質科学 : 日本応用糖質科学会誌 = Bulletin of applied glycoscience
- 別誌名
- 日本応用糖質科学会誌応用糖質科学
- 発行元
- 日本応用糖質科学会
- 巻号ページ
- 9巻・3号,p.189-194(2019-08)
- ISSN
- 21856427
- 全文表示
- PDF(2332KB)
- 抄録
- 自然界には多種多様な構造を有する糖質が数多く存在し,生物はこれら多様な糖質を機能性分子など様々な用途として利用している。ヒトでは機能性分子としての糖質の代表的なものとして,タンパク質の翻訳後修飾の一つである糖鎖付加があり,本修飾はタンパク質の品質管理をはじめとした多くの生命現象に重要な役割を果たしている。本稿ではヒト細胞におけるN-結合型糖鎖プロセシング酵素のセルベース蛍光イメージング戦略,ならびに本戦略を用いた新規N-結合型糖鎖プロセシング酵素活性の探索について紹介する。具体的には,以下二つの内容である。1)既知N-結合型糖鎖プロセシング酵素の活性部位構造についてin silico解析を行い,これら酵素の特徴的な活性部位構造を明らかとした。2)in silico解析結果に基づいて新規N-結合型糖鎖プロセシング酵素のための蛍光基質を開発し,これら蛍光基質を用いて新規ゴルジ体β-アロシダーゼ活性,ゴルジ体β-ガラクトシダーゼ活性を発見した。また,開発した蛍光基質を用いることでリソソームβ-N-アセチルグルコサミニダーゼ活性,α-L-フコシダーゼ活性を生細胞内で高感度に蛍光イメージングすることが可能となった。
- 引用文献数
- 25
- 登録日
- 2020年2月3日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib