中生の晩熟期で高温耐性,多収良食味水稲新品種「実りつくし」の育成

中生の晩熟期で高温耐性,多収良食味水稲新品種「実りつくし」の育成

レコードナンバー928638論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20532068NACSIS書誌IDAA12712955
著者名和田 卓也
井上 敬
坪根 正雄
尾形 武文
宮原 克典
浜地 勇次
古庄 雅彦
宮崎 真行
山口 修
石橋 正文
佐藤 大和
松江 勇次
書誌名福岡県農林業総合試験場研究報告
別誌名Bull. Fukuoka Agric. For. Res. Cent
福岡農林総試研報
発行元福岡県農林業総合試験場
巻号,ページ2号, p.1-7(2016-03)ISSN21894876
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抄録水稲新品種「実りつくし」は,中生の熟期,高品質,良食味品種の育成を目的に,中生,多収,高温耐性(高温登熟条件下における玄米外観品質低下に対する耐性),良食味の「西海250号(後のにこまる)」を母,早生,多収,高温耐性,良食味の「ちくし64号(後の元気つくし)」を父として人工交配を行った組合せに由来する。「実りつくし」の特性を「ヒノヒカリ」と比較すると,出穂期および成熟期は5~7日遅く,熟期は‘中生の晩’に属する。稈長は同程度で,穂長はやや長く,穂数はやや少ない‘偏穂重型’である。収量性は多収で,玄米千粒重は重い。玄米外観品質は,心白や乳白の発生が少なく良好で,検査等級は優れる。炊飯米の食味試験結果は,外観,味が良好で粘りがあり,総合評価は「ヒノヒカリ」より優れる良食味である。高温耐性は‘強’で「ヒノヒカリ」より優れる。いもち病圃場抵抗性は葉いもちが‘弱’,穂いもちが‘やや弱’,穂発芽性は‘中’である。本品種は2015年3月に種苗法による品種登録出願がなされ,同年3月福岡県の準奨励品種に採用された。
索引語中生;ヒノヒカリ;高温耐性;実りつくし;後;良食味;多収;育成;晩熟期;熟期
引用文献数11
登録日2020年02月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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