ミトコンドリアの動的な変化とその分化組織における意義

ミトコンドリアの動的な変化とその分化組織における意義

レコードナンバー928731論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20543504NACSIS書誌IDAA12752042
著者名小笠原 絵美
宇田川 理
石原 直忠
書誌名日本卵子学会誌 = Journal of ova research
発行元日本卵子学会
巻号,ページ3巻・ 2号, p.33-39(2019-01)ISSN24320404
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抄録ミトコンドリアは酸素呼吸によるエネルギー生産のみならず,様々な細胞応答や病態形成にも関与していることから近年さらに注目を集めている。ミトコンドリアは細胞内で頻繁に融合と分裂を繰り返す動的なオルガネラであり,その制御には局在の異なるGTPaseタンパク質群が機能している。ミトコンドリア融合因子であるMfn2及びOPA1は,神経変性疾患の原因遺伝子としても同定されており,遺伝子欠損マウスの解析から,哺乳動物の個体における重要性が理解されている。我々はミトコンドリア分裂因子であるDrp1を条件特異的に欠損したマウス群を作製し,ミトコンドリア分裂が初期発生や神経形成などの様々な組織において必須な機能を持っていることを明らかにしている。Drp1を欠損した卵子は,ミトコンドリア形態変化を示し,卵子成熟不全・不妊となることを見出しており,今後これらの知見が幅広く応用されることを期待している。
索引語ミトコンドリア;欠損;機能;おり;オルガネラ;変化;分化組織;意義;分裂;融合
引用文献数12
登録日2020年02月03日
収録データベースJASI

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