クラゲチップと米ぬかの肥料効果と抑草効果を利用した水稲栽培

クラゲチップと米ぬかの肥料効果と抑草効果を利用した水稲栽培

レコードナンバー930044論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名杉本 秀樹
越智 由紀恵
浅木 直美
諸隈 正裕
加藤 尚
荒木 卓哉
Hosain S.T.
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ88巻・ 4号, p.246-252(2019-10)ISSN00111848
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抄録近年,クラゲが日本近海に大量発生し,水産業や臨海施設に大きな被害を与えているが,このクラゲを脱塩・乾燥した細片(クラゲチップ)を水田に施用すると肥料効果だけでなく抑草効果を併せ持つことが示された。しかし,収量が慣行栽培(化成肥料,除草剤使用)より約10%低いこと,抑草効果が不十分でかつ不安定であることなど実用化に向けての様々な課題が指摘された。そこでクラゲチップと同様に2つの効果を併せ持ちながら含有成分や肥料効果の発現時期の異なる米ぬかに着目し,これをクラゲチップと併用して試験を行った。その結果,クラゲチップを単独に施用した場合に比べ,両者を併用した場合には収量は慣行栽培とほぼ等しく雑草発生量は顕著に減少した。本研究よりクラゲチップと米ぬかを併用することで,慣行栽培なみの収量が得られ,抑草効果も顕著に高まることが明らかになった。収量性の向上は,両者の成分含有率と肥料効果発現時期の違い,抑草効果の向上は両者がそれぞれ持つ成長抑制物質の違いによる相乗効果に起因したと考えられた。
索引語抑草効果;クラゲチップ;肥料効果;米ぬか;併用;両者;クラゲ;収量;慣行栽培;施用
引用文献数38
登録日2020年03月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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