鉄のコーティングは水稲の初冬直播き栽培における出芽率を向上させる

鉄のコーティングは水稲の初冬直播き栽培における出芽率を向上させる

レコードナンバー930046論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名及川 聡子
西 政佳
由比 進
柏木 純一
中島 大賢
市川 伸次
木村 利行
大平 陽一
長菅 輝義
黒田 榮喜
松波 麻耶
下野 裕之
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ88巻・ 4号, p.259-267(2019-10)ISSN00111848
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抄録寒冷地における水稲栽培の作期拡大を目的として,雪解け後の春作業の制約を受けない初冬播き乾田直播栽培の可能性が検討されている。水稲の初冬直播き栽培の実用化においては,出芽率の向上が極めて重要な課題である。本研究では,初冬直播き栽培での出芽率向上のため,種子表面へのコーティング素材3種類(鉄,カルパー,デンプン)を検討した。2016/2017年に岩手県において,初冬直播き栽培での出芽率は無コーティングでは2%に低下するのに対して,3つの素材のうち鉄をコーティングした場合のみ24%まで有意に向上した。鉄のコーティングによる出芽率の向上効果を2017/2018年に4品種(ひとめぼれ,まっしぐら,あきたこまち,萌えみのり)について検討した結果,無コーティングでは1~3%であった出芽率が鉄のコーティングによって11~30%に有意に向上した。岩手県以外の4地点(北海道,青森県,秋田県,三重県)でも,同様の結果が得られた。以上,種子表面への鉄のコーティングが初冬直播き栽培での出芽率向上に高い効果を示すことを明らかにした。
索引語初冬直播き栽培;コーティング;鉄;出芽率;向上;検討;水稲;出芽率向上;種子表面;結果
引用文献数16
登録日2020年03月25日
収録データベースJASI, AGROLib

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