大豆代替飼料原料としてのユーグレナの給与がニワトリの成長および腸管粘液に及ぼす効果

大豆代替飼料原料としてのユーグレナの給与がニワトリの成長および腸管粘液に及ぼす効果

レコードナンバー930278論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005654NACSIS書誌IDAN00186755
著者名伊藤 謙
笹渡 翔
安部 瑠利香
藤盛 和子
渡邉 翔太
鈴木 健吾
朝山 雄太
南 一郎
西向 めぐみ
喜多 一美
書誌名日本家禽学会誌
別誌名Japanese journal of poultry science
Jpn. poult. sci.
家禽会誌
日本家禽会誌
The journal of poultry science
Japanese poultry science
発行元日本万国家禽学会
巻号,ページ56巻・ 2号, p.47-54(2019-10)ISSN00290254
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抄録日本の飼料穀物のほとんどは海外からの輸入に頼っており,畜産物における生産コストの増大に繋がっている。そこで国内における未利用資源を飼料原料として活用し,国内飼料自給率を向上させることが課題となっている。鞭毛虫の一つであるユーグレナ(E. gracilis)は培養が容易であり,各種栄養素に富むことからヒトのサプリメント等に利用されている。また飼料としての活用も期待されているが,E. gracilisをニワトリへ給与した際の影響については不明な点が多い。そこで本研究では,E. gracilisの給与がニワトリの成長成績に及ぼす影響を調査した。その結果,飼料中の大豆粕を全てE. gracilisと代替しても,ニワトリの成長成績に影響を及ぼさなかった。また,E. gracilisは食物繊維様作用を示すパラミロンを豊富に含むことが知られていることから,飼料中の繊維を全てパラミロンと代替した飼料をニワトリに給与した。その結果,E. gracilis含量の増加に伴って腸管におけるムチンおよびリゾチームのmRNA発現量が上昇し,飼料中繊維のパラミロンとの代替はリゾチームのmRNA発現量を上昇させた。以上より,飼料中の大豆を全てE. gracilisと代替しても成長成績に影響を及ぼすことは無く,腸管免疫を向上させる可能性が示唆された。
索引語E. gracilis;ニワトリ;影響;代替;給与;成長成績;飼料;ユーグレナ;活用;向上
引用文献数29
登録日2020年04月09日
収録データベースJASI, AGROLib

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