菌根菌活用型ネギ栽培のための育苗用培土の開発

菌根菌活用型ネギ栽培のための育苗用培土の開発

レコードナンバー930451論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016779NACSIS書誌IDAN00352796
著者名大嶋 健資
鈴木 貴恵
宇野 亨
田島 亮介
伊藤 豊彰
齋藤 雅典
書誌名土と微生物
別誌名Soil microorganisms
発行元土壌微生物研究会
巻号,ページ73巻・ 2号, p.79-85(2019-10)ISSN09122184
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抄録育苗時にアーバスキュラー菌根(AM)菌を接種したネギは,定植後の生育が旺盛で収量増加が期待できる。しかし,有機質を主体とする育苗培土では経験的にAM菌の共生が弱いとされ,既往研究では菌が充分に感染する黒ボク土主体の無機質系培土が供試されてきた。AM菌活用型ネギ栽培確立のためには,作業性に優れる有機質主体の培土でもAM共生を確保する必要がある。そこで,本研究では理化学性の異なる種々の育苗培土においてAM共生とネギの生育を調べ,AM菌活用型の育苗培土の開発を目指した。ネギは品種・元蔵,AM菌はGlomus sp. R10を含む資材(出光興産)を供試した。培土は,無機質培土に有機質資材4種類(ピートモス,ココ繊維,バーク堆肥,燻炭)を各0,30,50%で混和したものを用いた。育苗開始時,全培土一律1,000mg P2O5 L-1と150mg N L-1となるように調整し,人工気象器で60日間,最大容水量70%で注水管理した。追肥は50日目に0.2g N L-1を施用した。その結果,作製した8種類の有機質培土において充分な菌根形成率が認められ,定植に適した苗を育成することができた。これらは全農の示す園芸用培土基準を満たす理化学性を有し,AM菌活用型ネギ栽培に適した育苗培土だと考えられた。
索引語育苗培土;供試;培土;ネギ;菌;開発;AM菌;生育;AM共生;理化学性
引用文献数28
登録日2020年04月09日
収録データベースJASI, AGROLib

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