長崎県南部の学校プールに形成される水生昆虫類相の成立要因

長崎県南部の学校プールに形成される水生昆虫類相の成立要因

レコードナンバー930496論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014825NACSIS書誌IDAN00186121
著者名大庭 伸也
村上 陵
渡辺 黎也
全 炳徳
書誌名日本応用動物昆虫学会誌
別誌名Japanese journal of applied entomology and zoology
日本応用動物昆虫学会誌
巻号,ページ63巻・ 4号, p.163-173(2019-11)ISSN00214914
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抄録水生昆虫類はオフシーズンの学校プールに飛来する。本研究では,長崎県南部の小・中学校のプール合計30校を2014年の春(4月中旬から5月中旬)と秋(10月下旬から11月初旬)に調査した。調査の結果,カメムシ目6種,コウチュウ目9種を含む11科の水生昆虫を確認し,この中にはレッドリスト掲載種のコオイムシやオオミズムシ,コガタノゲンゴロウも含まれた。水生昆虫類の群集組成は春と秋で違いがみられた。また,水温と有機物量が群集組成のばらつきを説明していた。今回確認された学校プールで確認されたレッドリスト掲載種の種数に影響する主な環境要因は,学校の立地する地域であり,近くに潜在的な生息地がある西彼杵半島にある学校のプールで見つかりやすかった。学校プールに入りこむ落葉の量はシオカラトンボ属のヤゴの存在に影響した。トンボ目幼虫,マツモムシ,コマツモムシ,ナミアメンボ,ハイイロゲンゴロウは調査したほとんどの学校で確認され,これらは多くの学校の理科の生物教材になり得ると期待される。
索引語学校;学校プール;春;秋;確認;調査;長崎県南部;水生昆虫類;レッドリスト掲載種;群集組成
引用文献数26
登録日2020年06月12日
収録データベースJASI, AGROLib

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