沖縄の粘土質土壌における植物寄生性線虫によるサトウキビの新植から株出への繰り越し収量減

沖縄の粘土質土壌における植物寄生性線虫によるサトウキビの新植から株出への繰り越し収量減

レコードナンバー930792論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20037135NACSIS書誌IDAA12415279
著者名河野辺 雅徳
宮丸 直子
吉田 晃一
川中 岳志
藤田 智紀
豊田 剛己
書誌名Nematological research
別誌名日本線虫学会誌
発行元日本線虫学会
巻号,ページ49巻・ 1号, p.1-6(2019-09)ISSN
全文表示PDFファイル (469KB) 
抄録サトウキビの線虫害については、これまでに世界的に多くの研究がなされているが、その多くは砂質土壌の畑を対象としており、粘土質土壌の研究は限られている。Kawanobeら(2016)は沖縄の粘土質土壌で植物寄生生線虫が新植時の収量を15%抑制することを示したが、株出栽培への影響は見られていない。本研究の目的は、新植時の植物寄生性線虫抑制の効果が株出栽培における植物寄生性線虫および収量に及ぼす影響を見ることである。その結果、新植に引き続く株出1年目で20-25%の収量抑制をすることが示された。株出の生育期を通じて、主たる植物寄生性線虫であるモロコシネグサレセンチュウは殺線虫剤処理区(ホスチアゼート処理)と無処理区で差が無く、新植時の特に植付3か月から5か月目のモロコシネグサレセンチュウによる根部加害が、株出に至るまでサトウキビ生育の抑制要因として繰り越されていることが示唆された。
索引語株;植物寄生性線虫;粘土質土壌;モロコシネグサレセンチュウ;新植;サトウキビ;沖縄;研究;収量;栽培
引用文献数13
登録日2020年07月02日
収録データベースJASI, AGROLib

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