落葉広葉樹林帯におけるイヌワシAquila chrysaetosの採餌環境の空間特性

落葉広葉樹林帯におけるイヌワシAquila chrysaetosの採餌環境の空間特性

レコードナンバー931008論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20018854NACSIS書誌IDAA12003078
著者名布野 隆之
関島 恒夫
望月 翔太
村上 拓彦
真保 藍子
阿部 學
書誌名日本森林学会誌
別誌名日林誌
J. Jpn. For. Soc.
発行元日本森林学会
巻号,ページ101巻・ 6号, p.289-294(2019-12)ISSN13498509
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抄録林野庁は,森林施業によるイヌワシの採餌環境の創出事業を全国的に実施している。しかし,本種の採餌行動が可能な空間サイズや形状が十分に理解されていないこともあり,その空間特性に基づいた有効な環境創出ができていないことが課題となっている。そこで本研究は,新潟県の1つがいを対象に,採餌場所の特定と,そのサイズと形状の計測を実施し,本種に有効な採餌環境の創出方策の検討に必要な情報を蓄積した。落葉広葉樹林の林冠ギャップは,冬期および夏期におけるイヌワシの採餌場所となる傾向にあった。また,落葉広葉樹林の林冠ギャップは,開空部の広さや形状にかかわらず,イヌワシの採餌場所となる可能性があると推察された。その一方,雪原および疎林は,調査範囲内における現存面積に反してその利用頻度は低く,好適な採餌場所となっていない可能性があった。今後はイヌワシによる雪原および疎林の利用状況を詳細に評価する必要がある。
索引語イヌワシ;採餌場所;採餌環境;形状;空間特性;chrysaetos;実施;本種;落葉広葉樹林;林冠ギャップ
引用文献数17
登録日2020年07月09日
収録データベースJASI, AGROLib

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