応答曲面法によるため池破堤時の被害額の簡易推定

応答曲面法によるため池破堤時の被害額の簡易推定

レコードナンバー931288論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20032779NACSIS書誌IDAA12240517
著者名水間 啓慈
西村 伸一
柴田 俊文
珠玖 隆行
書誌名農業農村工学会論文集
別誌名Irrigation, drainage and rural engineering journal
Transactions of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering
発行元農業農村工学会
巻号,ページ299号, p.I_147-I_153(2015-10)ISSN18822789
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抄録我が国には江戸期以前に築造されたものも含め農業用ため池が数多く存在し,地震や豪雨のリスクに常に直面している。このため,遅滞なく効率的に改修等のハード対策や管理体制の強化等のソフト対策を講ずる必要があり,破堤時の想定被害額を考慮しながら優先順位を決定し計画的に対応を図ることが求められている。しかしながら,既定の氾濫解析に基づく被害額算定手法は複雑であり,優先度を検討する数多くのため池の被害額を一度に算定することは難しいことから,容易に被害額を推定できる簡略化された手法が必要となる。本研究では,このような課題に対応するため,応答曲面法を用いて被害額を簡易に推定する手法を提案する。応答曲面法とは,実験計画法に基づく回帰分析により,因子と応答との定量的な関係を表現する回帰式を作成する手法であり,得られた回帰式は応答曲面と呼ばれる。被害額算定に考慮すべき多くの因子について感度解析を行い,被害額の値に大きく寄与する4つの因子を抽出した。これらの因子を用いて作成した応答曲面の決定係数R2は0.84と高く,行政機関等が行う被害額の簡易推定への実用の可能性が示唆される結果が得られた。
索引語手法;被害額;因子;応答曲面法;回帰式;簡易推定;応答曲面;推定;考慮;対応
引用文献数13
登録日2020年07月30日
収録データベースJASI, AGROLib

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