バルクコンテナ輸送におけるウンシュウミカンの振動特性および力学的特性

バルクコンテナ輸送におけるウンシュウミカンの振動特性および力学的特性

レコードナンバー931880論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名兼田 朋子
中村 宣貴
Thammawong M.
曽我 綾香
吉田 誠
中野 浩平
椎名 武夫
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ45巻・ 6号, p.251-259(2020-01)ISSN13441213
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抄録大型でリユース可能であり,青果物流通段階のCO2排出量の大幅削減が可能な,リターナブル・バルク・コンテナ(BC)による青果物輸送の実用化可能性を探るため,ミカン果実を対象として,BC内のミカンの振動特性,振動時荷重,適正積載段数の指標としての果実の破断強度等について検討を行い,以下の結果を得た。(1) 多段積載されたミカンに生じる加速度伝達率は,BC,段ボール箱共に最上段が最大で,実用が想定される積載高さ(約1,000mm)の最上段ミカンに生じる加速度伝達率の最大値は,段ボール箱でBCの3.6倍を示し,有意に上回った。(2) BCに多段積載されたミカンのうち,最下段ミカンに生じる振動時荷重の最大値とその時の振動周波数は,積載段数が多いほど最大荷重は増大し,低い周波数域にシフトした。(3) ミカンを平板圧縮した際に果皮が破断する破断荷重(破断強度)は,上下方向が赤道方向を,貯蔵ミカンがハウスミカンを上回った。ハウスミカン傷果の破断強度は,健全果と比較して破断強度が約5割に低下した。(4) ミカンをBC輸送するためには,輸送しようとするミカンの力学的特性や輸送環境に合わせた積載高さの設定や傷果の混入防止などの対策を講じる必要があると考えられた。
索引語ミカン;破断強度;振動特性;力学的特性;ウンシュウミカン;振動時荷重;多段積載;加速度伝達率;積載高さ;最大値
引用文献数27
登録日2020年09月09日
収録データベースJASI, AGROLib

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