卵と幼虫の発育ゼロ点と有効積算温度を用いたアキアカネ保全に有効な中干し実施日の検討

卵と幼虫の発育ゼロ点と有効積算温度を用いたアキアカネ保全に有効な中干し実施日の検討

レコードナンバー932063論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20032779NACSIS書誌IDAA12240517
著者名齋藤 四海智
先崎 悠介
米澤 千夏
千葉 克己
神宮字 寛
書誌名農業農村工学会論文集
別誌名Irrigation, drainage and rural engineering journal
Transactions of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering
発行元農業農村工学会
巻号,ページ304号, p.I_37-I_46(2017-06)ISSN18822789
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抄録本研究では,アキアカネ保全に向けた中干し実施日の推定を行った。まず,アキアカネの卵と幼虫の発育ゼロ点と有効積算温度を実験的に明らかにした。卵の発育ゼロ点と有効積算温度は,入水時期ごとに早期湛水条件では発育ゼロ点5.7℃,有効積算温度55.2日度,中期湛水条件では発育ゼロ点5.6℃,有効積算温度36.8日度,晩期湛水条件では発育ゼロ点6.8℃,有効積算温度21.7日度となった。幼虫では,発育ゼロ点が5.6℃,有効積算温度が909.1日度を示した。そして,宮城県内の水田地帯を1kmメッシュに分割し,水田水温を推定した。この水田水温と卵と幼虫の発育ゼロ点および有効積算温度から,孵化日および10齢到達日を推定した。孵化予測日と10齢到達予測日は地図化し,宮城県内で行われている現行の中干し開始日と比較した。以上の結果,現在行われている中干し開始日は,アキアカネ幼虫の10齢到達前に実施されていると推察された。そして10齢到達予測日から,アキアカネの保全に考慮した中干し延期日を提案した。
索引語発育ゼロ点;有効積算温度;幼虫;卵;アキアカネ;ゼロ;推定;アキアカネ保全;発育;宮城県内
引用文献数34
登録日2020年09月30日
収録データベースJASI, AGROLib

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