個体成長モデルを用いた伊勢湾東部沿岸域におけるアサリRuditapes philippinarum資源の減耗要因の検討

個体成長モデルを用いた伊勢湾東部沿岸域におけるアサリRuditapes philippinarum資源の減耗要因の検討

レコードナンバー932103論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20015015NACSIS書誌IDAN10063434
著者名芝 修一
姫野 天領
吉田 司
蒲原 聡
田中 義人
鈴木 輝明
書誌名水産海洋研究
別誌名Bulletin of the Japanese Society of Fisheries Oceanography
発行元水産海洋学会
巻号,ページ84巻・ 1号, p.11-26(2020-02)ISSN09161562
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抄録伊勢湾では,近年,全窒素,全リン,クロロフィルα濃度の低下が著しく,水温も上昇傾向にある。一方,伊勢湾東部沿岸に位置するアサリの主要漁場である小鈴谷干潟域において,2014年春季に資源の急激な減耗が起こり,その後も資源低下が継続している。その両者の関係を明らかにするため,水温,植物プランクトン量を変数とする従来のアサリ成長モデルに生殖腺へのエネルギー配分項を追加し,成長や生理的死亡を判定できるモデルを構築した。2014年の時系列データをもとにアサリの成長を試算した結果,小鈴谷干潟域における資源の急激な減耗は,植物プランクトン量の低下による生理的死亡の可能性があると考えられた。さらに,過去の栄養状態を既存データから推測し,成長を試算した結果,2008年以前では生理的死亡は起こっていなかったと推測された。
索引語成長;生理的死亡;低下;アサリ;資源;水温;小鈴谷干潟域;減耗;植物プランクトン量;試算
引用文献数46
登録日2020年09月30日
収録データベースJASI

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