ニホンナシ‘あきづき’栽培において早期予備摘果および熟期促進剤エテホン処理はコルク状果肉障害を軽減する

ニホンナシ‘あきづき’栽培において早期予備摘果および熟期促進剤エテホン処理はコルク状果肉障害を軽減する

レコードナンバー932607論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011742NACSIS書誌IDAN10210823
著者名平本 恵
北村 光康
宮田 良二
加久 るみ子
書誌名熊本県農業研究センター研究報告 = Research bulletin of the Kumamoto Prefectural Agricultural Research Center
発行元熊本県農業研究センター
巻号,ページ27号, p.40-49(2020-03)ISSN09158510
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抄録ニホンナシ(Pyrus pyrifolia(Buem. F)Nakai)‘あきづき’は,果形が良く,食味に優れた品種である。しかし,2005年頃から果皮表面の窪みや果肉内のコルク状の障害(以下,コルク状果肉障害)がみられるようになった。熊本県におけるコルク状果肉障害は,収穫始期より約1ヶ月前の8月中旬頃から発生が始まり,熟度が進むにつれ増加し,果実の大きさや成熟度合がコルク状果肉障害の発生に影響を与えていることが明らかとなった。これらコルク状果肉障害の発生実態は,他県での既報と同様であった。コルク状果肉障害の発生軽減技術について試験した結果,摘蕾または満開10~15日後までの早期に予備摘果を行うとコルク状果肉障害の発生が軽減する傾向がみられた。また,エテホンを満開100日後に100ppmで処理すると,果実の熟期が促進されコルク状果肉障害の発生が大きく軽減された。しかし,エテホン処理は,無処理に比べ収穫始期が早くなり,その結果1果重が小さくなる傾向にあった。そこで、早期予備摘果(満開15日後)と,エテホン処理(満開100日後・100ppm)を組み合わせた複合処理は,コルク状果肉障害軽減効果もあり1果重は小さくならず,糖度は高くなり,本障害発生軽減と品質向上の両方をもたらす有効栽培技術であることを示した。
索引語コルク状果肉障害;ニホンナシ;あきづき;発生;軽減;早期予備摘果;障害;収穫始期;果実;傾向
引用文献数13
登録日2020年11月16日
収録データベースJASI

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