温暖地西部の中生およびやや晩生熟期における水稲玄米の胴割れ耐性基準品種の選定

温暖地西部の中生およびやや晩生熟期における水稲玄米の胴割れ耐性基準品種の選定

レコードナンバー932718論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名中込 弘二
笹原 英樹
重宗 明子
出田 収
小林 麻子
両角 悠作
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ89巻・ 2号, p.143-150(2020-04)ISSN00111848
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抄録玄米の胴割れ発生が少ない品種を育成するための選抜指標を作成することを目的として,遅刈りにより玄米の胴割れを助長させ,胴割れ粒の割合で評価する刈遅法により,温暖地西部に適した胴割れ耐性基準品種選定試験を行った。試験は温暖地西部に位置する西日本農業研究センターと寒冷地南部に位置する福井県農業試験場において,2015年から2018年の4カ年実施した。その結果,中生熟期では「やまだわら」を胴割れ耐性‘強’,「きぬむすめ」および「せとのかがやき」を‘中’,「ヤマヒカリ」および「あきだわら」を‘弱’として選定した。やや晩生熟期では「ヒノヒカリ」を‘中’,「あそみのり」を‘やや弱’,「碧風」を‘弱’として選定した。晩生熟期では基準品種を選定できなかったが,「ニシホマレ」および「ひめのまい」で胴割れの発生が少なく,「アケボノ」および「朝日」は発生が多い傾向にあった。また,刈遅法による胴割れ率は籾水浸法や玄米吸湿法による胴割れ率との間に高い相関を示したことから,本試験で選定した中生およびやや晩生熟期の基準品種は,刈遅法の代替法とした,籾を15℃の水に浸漬し自然乾燥させる籾水浸法や玄米を25℃で5時間の吸湿処理を行う玄米吸湿法にも適用できると判断された。
索引語胴割れ;選定;晩生熟期;発生;温暖地西部;中生;玄米;位置;わら;遅刈り
引用文献数20
登録日2020年12月11日
収録データベースJASI, AGROLib

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