茶園におけるナガチャコガネに対する性フェロモンを用いた交信攪乱の試み

茶園におけるナガチャコガネに対する性フェロモンを用いた交信攪乱の試み

レコードナンバー933070論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20034662NACSIS書誌IDAA12330347
著者名小澤 朗人
内山 徹
書誌名静岡県農林技術研究所研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Research Institute of Agriculture and Forestry
発行元静岡県農林技術研究所
巻号,ページ13号, p.27-36(2020-03)ISSN18828264
全文表示PDFファイル (2553KB) 
抄録現地茶園においてナガチャコガネを対象に合成性フェロモン(Z)-7,15-hexadecadien-4-olideを用いた交信攪乱による防除を様々な処理方法により複数年にわたって試みた。合成性フェロモンを含浸させたゴムセプタムを放出源として使った試験ではゴムセプタムあたり10mg以上で有効性が確認され,約555個/10a設置の試験ではフェロモントラップによる誘引阻害率は82.6~96.0%,雌成虫の交尾阻害率は15.0~54.5%であった。ロープ状製剤を用いた試験(ロープ116~196m/10a)では,誘引阻害率52.2~85.8%であった。シーダーテープ製剤を用いた試験(ロープ状製剤66m/10a相当)では,誘引阻害率76.5%,交尾阻害率32.0~59.7%であった。いずれの試験でも,次世代幼虫密度および翌年一番茶芽被害の抑制効果ははっきりしなかった。総じて,ナガチャコガネに対する合成性フェロモンを用いた交信攪乱による防除効果は,現状では不十分と考えられた。
索引語ナガチャコガネ;試験;交信攪乱;合成性フェロモン;性フェロモン;複数年;いずれ;茶園;試み;誘引阻害率
引用文献数22
登録日2020年12月22日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat