資源低水準期における相模湾および相模灘で漁獲されるマアジの成熟特性

資源低水準期における相模湾および相模灘で漁獲されるマアジの成熟特性

レコードナンバー933084論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20015015NACSIS書誌IDAN10063434
著者名高村 正造
鈴木 勇己
荻原 真我
古市 生
渡邊 千夏子
書誌名水産海洋研究
別誌名Bulletin of the Japanese Society of Fisheries Oceanography
発行元水産海洋学会
巻号,ページ84巻・ 2号, p.79-88(2020-05)ISSN09161562
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抄録相模湾および相模灘海域で漁獲されたマアジについて,雌雄の生殖腺の組織学的観察や生殖腺重量指数(GSI)に基づいて,性成熟や産卵期などを調べた。GSIの月別変化から,雌雄ともに3-9月にGSIの高い個体が出現し,雄は5月,雌は6月にGSI平均値が最大となった。生殖腺の組織学的観察結果から,雄では精子で充たされた精巣を持つ個体が3-7月に,雌では胚胞(核)移動期および成熟(吸水)期の卵を持つ個体が4-7月にそれぞれ出現した。当該海域における最小成熟年齢は,雄では0歳,雌では1歳であるとともに,雄では11歳,雌では23歳の成熟個体も認められた。半数成熟尾叉長は雄では188.2mm,雌では230.6mmであり,雄は雌よりも小型・若齢で成熟することが示唆された。年齢とGSIの関係から,高齢魚ではGSIが低下する傾向が認められたが,当該海域の本種は初回成熟・産卵後から10年以上に渡って産卵に寄与し続けていると考えられた。
索引語雄;GSI;雌;成熟;個体;相模湾;漁獲;マアジ;生殖腺;出現
引用文献数30
登録日2020年12月22日
収録データベースJASI

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