県産飼料用米を活用した黒毛和種肥育技術の確立

県産飼料用米を活用した黒毛和種肥育技術の確立

レコードナンバー933101論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20527766NACSIS書誌IDAA12695313
著者名可児 宏章
宮本 祥代
福見 善之
田渕 雅彦
書誌名徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課研究報告 = Bulletin of Tokushima Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center Livestock Research Division
別誌名徳島県畜産研究課研究報告
Bull. Tokushima. Pref. Lives. Res. Div.
徳島畜研報
発行元徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課
巻号,ページ19号, p.7-11(2020-03)ISSN21886083
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抄録国産飼料として飼料用米の活用が進められてる中,飼料用米および県産粗飼料を活用した黒毛和種の肥育技術を検討するため,当課で生産した黒毛和種5頭(去勢1頭、雌4頭)を用い,濃厚飼料給与量のうち2kgを粉砕飼料用米で代替して肥育した飼料用米区,飼料用米と粗飼料の一部をイタリアンライグラスのホールクロップサイレージ(WCS)で代替した併用区に区分し約19ヵ月齢から10ヵ月間肥育し発育成績および枝肉成績について調査した。1)発育成績は,当課慣行の飼料設計で肥育した対照区(平成27年度成績)と比較して,増体量,DGともに同等の結果であり,有意差は認められなかった。2)飼料摂取量は,両区とも夏場の影響を受け,採食量が低下した。また,WCSは夏場は品質の低下が認められ,給与時期について注意が必要である。3)枝肉成績は,両区ともに平成30年度の雌牛平均と同等の結果が得られた。理化学分析結果は,飼料用米区は粗蛋白質量と加圧保水性の項目で併用区および県産和牛平均よりも有意に高かった。さらに加熱損失による割合も併用区と比較して優位に高かった。4)試験期間中の飼料費は,飼料用米区で11,475円/頭,△8.6%/頭,WCSと併用した併用区では19,789円/頭,△15.9%/頭低減された。以上の結果から,濃厚飼料の一部を飼料用米に代替する肥育方法は,発育成績,枝肉成績,飼料費において有用性が示唆された。
索引語飼料用米;併用区;活用;頭;結果;代替;飼料用米区;WCS;発育成績;枝肉成績
引用文献数6
登録日2020年12月22日
収録データベースJASI, AGROLib

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