サツマイモの低温感受性遺伝子と貯蔵に伴う発現パターンの変動について
- レコードナンバー
- 940937
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ00016464
- NACSIS書誌ID
- AA11178236
- 論文タイトル(英)
- Low temperature-sensitive genes in sweet potatoes (Ipomoea batatas (L.) Lam.) and their expression patterns during storage
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 永田 雅靖 ; 渡邊 高志 ; 荒木田 尚広 ; 川村 武 ; 福田 弥生
- 誌名
- 日本食品保蔵科学会誌
- 別誌名
- 日本食品保蔵科学会誌
- 発行元
- 日本食品保蔵科学会
- 巻号ページ
- 47巻・6号,p.277-283(2021-12)
- ISSN
- 13441213
- 全文表示
- PDF(2211KB)
- 抄録
- 本研究では,サツマイモの5℃貯蔵に伴って発現量レベルが変動する数種の遺伝子を明らかにした。さらに,これらの遺伝子発現と低温障害の発生との関連性を検討した。サツマイモを5~10℃で貯蔵すると,phenylalanine ammonia-lyase A (PALA),ACC oxidase,regulatory protein NPR1,70-kDa heat shock protein,α-amylaseの発現量が有意に増加したが,その一方で,β-amylase(BAM)およびstarch synthaseは,発現量が減少した。貯蔵温度の継続的な変化がPALAとBAMの発現に対する影響を調べた。5℃で10日以内貯蔵した場合,それらの遺伝子発現は,その後の20℃5日貯蔵によって回復したが,5℃で15日以上貯蔵した場合には,回復は見られなかった。PALAの発現レベルは,10℃以下で増加したが,13℃以上では認められなかった。40℃2日の高温処理は,これらの遺伝子の発現レベルに影響を与えなかった。これらの結果から,サツマイモの不可逆的な生理的変化は,低温貯蔵の期間に依存ことを示すとともに,上記の遺伝子は,低温障害の発現マーカーとして使えることが明らかになった。
- 引用文献数
- 11
- 登録日
- 2022年4月25日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib