有機溶剤の気体接触による蚕の交尾蛾の割愛

有機溶剤の気体接触による蚕の交尾蛾の割愛

レコードナンバー170434論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
著者名足立 豪男
黒田 秧
中村 泰郎
吉村 儀成
和田 武春
野元 タヨ
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ106号, p.101-115(1978-01)ISSN03853594
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抄録有機溶剤トリクロロトリフルオロエタン(ダイフロンソルベントS3)の気体接触によって交尾蛾を割愛する実用的処理法及び気体接触が産卵性に及ぼす影響について試験を行い次の結果を得た.1.交尾蛾はS3液量,気体発生源の面積,処理容器の容積及び処理時の環境条件などによってその分離時間に遅速はあるが,S3気体接触によって供試蛾のすべてが分離することがわかった.2.S3液量と分離時間の関係では液量が多いほど分離時間を短くなるが,深さ3cm容積6000cm3の容器を用いた場合蚕蛾に悪影響を及ぼさない液量は0.8ml~0.9ml/1000cm3程度と考察した.3.気体発生源の面積と分離時間の関係は,薬液が同量の場合面積が広いほど分離時間は短かった.4.気体発生源の設置位置は使用する深さが10cmを越える場合は容器の上部に設置するのが効果的と考察した.5.気体接触処理時の温度と分離時間の関係では高温の場合分離時間が短かった.6.気体接触は雌蛾の産卵開始をやや遅らせるが,分離後速やかに容器を開放すれば産卵性に著しい悪影響は認められなかった.7.S3を交尾蛾の割愛に用いる場合の使用処方を示した.8.雌蛾の産卵性に影響を及ぼさないS3A(トリクロロトリフルオロエタンとアセトンの共沸混合液)を新たに見出すことができた.
索引語カイコ;空気;生殖;溶媒;分離時間;交尾蛾;気体接触;割愛;容器;関係;気体発生源;産卵性;有機溶剤;影響
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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