プロテアーゼ触媒によるペプチド合成へおよぼす攪拌条件の影響

プロテアーゼ触媒によるペプチド合成へおよぼす攪拌条件の影響

レコードナンバー451400論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013929NACSIS書誌IDAN00121352
論文副題超音波の利用
著者名只左 弘治
山元 義博
下田 一三
茅原 紘
書誌名信州大学農学部紀要
別誌名Journal of the Faculty of Agriculture, Shinshu University
発行元信州大学農学部
巻号,ページ26巻・ 1/2号, p.21-26(1990-01)ISSN05830621
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抄録プロテアーゼ触媒によるペプチド合成において,合成率に影響を与える因子として,反応系を攪拌する方法もその一つであると考えられる。我々は反応系の攪拌手段として,市販の超音波洗浄機を用いてその影響を調べた。モデル反応として,エンケファリンに含まれるジペプチド成分,Gly-Pheを得るためのBoc-Gly-OHとH-Phe-N2H2PhからのBoc-Gly-Phe-N2H2Phへの合成反応を用いた。反応系は二相系とし,種々の有機溶媒(25%含有)のもと,超音波による攪拌と通常のマグネチックスターラーによる攪拌での合成収率を比較した。その結果,ある種の有機溶媒では超音波による攪拌のほうが,マグネチックスターラーによる攪拌より反応収率が高くなった。実験結果から,超音波による攪拌は,有機溶媒の種類と含有率によっても変化するが,反応収率に影響を与えると判断できる。また,エンケファリンの酵素合成において,Kull-mannによって反応が認められないとされていたBoc-Tyr(Bzl)-OH+H-Cly-N2H2Ph→Boc-Tyr(Bzl)-Gly-N2H2Ph反応は,超音波によって進行することが認められた。このような結果からも超音波による攪拌は,マグネチックスターラーによる攪拌とは異なった“反応場”を形成する可能性を示唆した。
索引語合成;ペプチド;音波;酵素(プロテアーゼ);触媒;攪拌;Boc;超音波;反応系;有機溶媒;マグネチックスターラー;影響;プロテアーゼ触媒;ペプチド合成;エンケファリン
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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