火山灰土壌におけるカキ苗木育成法の改善

火山灰土壌におけるカキ苗木育成法の改善

レコードナンバー482036論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009531NACSIS書誌IDAN00142283
著者名伊東 靖之
石橋 寛己
清島 浩之
小野 博生
書誌名千葉県原種農場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Foundation Seed and Stock Farm
別誌名Bull. Chiba Found. Seed & St. Farm
千葉原農研報
発行元千葉県原種農場
巻号,ページ14号, p.6-15(1992-03)ISSN03875229
全文表示PDFファイル (529KB) 
抄録火山灰土壌において、均一で細根量の多い優良なカキ苗木を安定生産する技術を明らかにするため、台木育成中の断根処理と発芽まもない幼苗を用いたさし木法「幼苗ざし」について試験した。台木の断根処理を8月31日、9月21日、10月12日、10月31日、12月23日、3月7日に行い、翌年、接ぎ木後苗木を養成した。幼苗ざしはさし木床用土(山砂、川砂、赤玉土、バーミキュライト)とさし木時期(3月7日、4月7日、5月7日)について行った。試験1. 台木の断根処理時期が苗木の生育及び根量に及ぼす影響 (1)無断根区は地上部の生育は最も良かったが、根は主根主体で細根量が少なかった。(2)断根処理により地上部における生育抑制が見られた。しかし、苗木として定植時に重要な側根および細根の増加が認められた。(3)9月中に断根し台木育成中の年内に発根を促すことにより翌年の苗木の生育、特に根量において好結果が得られた。一方、10月以降の断根は地上部、地下部とも劣った。(4)優良カキ苗木育成における台木の断根処理の適期は9月中~下旬であった。試験2. 幼苗ざしに関する試験 (1)発芽後間もない幼苗を用いて密閉ざしすることにより、いづれのさし木時期でもほぼ100%の活着率が得られた。また、さし木時期が早いほど根量が多く確保できた。(2)さし木用土別の活着率は、山砂>バーミキュライト>川砂>赤玉土の順であった。しかし、根量においてはバーミキュライトが最も適していた。(3)幼苗ざしにより根量の多い台木が確保でき、優良苗木の生産及び得苗率の向上が期待できる。
索引語根量;台木;断根処理;苗木;幼苗ざし;根;生育;地上部;断根;火山灰土壌
引用文献数14
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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