養液栽培におけるトマト青枯病の発生生態と防除

養液栽培におけるトマト青枯病の発生生態と防除

レコードナンバー530214論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016679NACSIS書誌IDAN00142421
著者名竹内 妙子
宇田川 雄二
書誌名千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station
別誌名千葉農試研報
Bull. Chiba Agric. Exp. Stn.
Bulletin of the Chiba Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元千葉県農業試験場
巻号,ページ35号, p.89-99(1994-03)ISSN05776880
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抄録養液栽培のトマトでは,一度青枯病が発生すると,培養液を伝って装置全体に蔓延するため被害が大きかった。病原菌は株の萎ちょうに先立っていっ出し栽培漕全体に広がり,10 4cfu/mlレベルに達すると平衡状態となった。病原菌は作物残さ,くん炭および培養液中に残存した。本菌は培養液が酸性のとき,電気伝導度(EC)が高いとき増殖しにくく,培養液のpHが4.9以下,ECが3.6mS/cmのとき発病も少なかった。培養液の温度が20℃のときは発病しなかったが,30℃では多発した。培養液中の病原菌は紫外線殺菌装置,または加熱殺菌装置(50~55℃,5分間)を通過することによってほぼ死滅させることができ,これらの装置を付設してトマトを栽培したところ高い防除効果が認められた。しかし,紫外線殺菌装置設置区でマンガン欠乏様の症状が発生した。塩素剤による栽培終了後の培養液および残さの消毒効果は高かった。これらの結果に基づいて,養液栽培におえるトマト青枯病の防除法を提示した。
索引語培養液;トマト青枯病;養液栽培;栽培;EC;病原菌;トマト;発生;発病;一度青枯病
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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