ODAによる水産研究開発型技術協力についての考察

ODAによる水産研究開発型技術協力についての考察

レコードナンバー590370論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005417NACSIS書誌IDAA0070835X
著者名池ノ上 宏
小野 征一郎
書誌名Journal of the Tokyo University of Fisheries
別誌名東京水産大学研究報告
Tokyo Suisan Daigaku kenkyu hokoku
Journal of the Tokyo University of Fisheries
J. Tokyo Univ. Fish
発行元Tokyo University of Fisheries
巻号,ページ85巻・ 2号, p.53-63(1998-12)ISSN00409014
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抄録多くの開発途上国は、自国の自然・社会・経済条件に適した水産業の開発を急務としている。これを支援するため、わが国のODAによる水産研究開発型技術協力は、各開発途上国に適した水産技術を開発するためのコアとなりうる研究機関や人材の育成を目的として行われている。国際協力事業団(JICA)によるそのような研究開発型技術協力の一つとして、タイの水産局に所属する東部海洋漁業開発センターにおいて、1988年から1993年にかけて水産資源開発研究プロジェクトが実施された。このプロジェクトでは大きく分けて、1)タイ研究者の研究能力の向上、2)研究施設の充実、3)内外の水産研究機関との交流活発化、の三つの成果が達成された。これらの成果とその自立発展性を検討することによって、ODAによる水産研究開発型技術協力の実施方法について、1)一つのプロジェクト期間を3年間に短縮する、2)3年プロジェクトを5回程度積み重ねることによって、一つの協力対象機関に対する協力期間を15年間程度に延長する、3)協力実施機関に派遣する日本人長期専門家はマネージャー1名、業務調整員1名の2名に削減する、4)技術協力はすべて短期専門家が行う、の4つの改善点が挙げられた。
索引語研究;国際協力;技術;国際機関;水産;開発途上国
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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