東京湾産コノシロの産卵生態

東京湾産コノシロの産卵生態

レコードナンバー590374論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005417NACSIS書誌IDAA0070835X
著者名河野 博
藤田 清
孔 立波
書誌名Journal of the Tokyo University of Fisheries
別誌名東京水産大学研究報告
Tokyo Suisan Daigaku kenkyu hokoku
Journal of the Tokyo University of Fisheries
J. Tokyo Univ. Fish
発行元Tokyo University of Fisheries
巻号,ページ85巻・ 2号, p.97-107(1998-12)ISSN00409014
全文表示PDFファイル (1479KB) 
抄録東京湾産コノシロについて、組織学的観察に基づく卵巣の成熟段階を設定し、さらに成熟段階や生殖腺体指数の季節的変化、性比、大きさの性的二型を調べた。産卵可能と考えられる成熟段階の卵巣をもつ個体は3月から6月に出現し、また6月と7月には産卵後と思われる卵巣が見られた。さらに3月から6月にかけては生殖腺体指数も高く、雌で平均が6.9~14.8、雄では5.1~15.1であった。これらのことから、東京湾におけるコノシロの産卵期は3月から6月であると判断された。産卵期に採集された卵巣にはさまざまな成熟段階の卵が見られ、さらにこれらの卵巣から得られた卵には、卵径から、少なくとも3卵群が認められた。したがって、1個体のコノシロが1産卵期に2~3回の産卵を行っていると考えられた。最小成熟体長は雌で196.5mm、雄で140.2mmであった。性比は平均0.53で、雌の方が雄よりも多かった。また、雌の方が雄よりも体長が大きいという性的二型が認められた。
索引語生態;関東地方;産卵;沿岸;成熟;硬骨魚類
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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