ガンマ線照射によるセイロンベンケイソウのCAM/C3型光合成突然変異株の作出(2)

ガンマ線照射によるセイロンベンケイソウのCAM/C3型光合成突然変異株の作出(2)

レコードナンバー621318論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015170NACSIS書誌IDAN00250548
論文副題緩照射の場合
著者名川満 芳信
渡慶次 努
川元 恵子
ほか3名
書誌名琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus
別誌名The science bulletin of the Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus
発行元琉球大学農学部
巻号,ページ47号, p.17-28(2000-12)ISSN03704246
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抄録本実験では,CAM植物の光合成効率を高めるためにC3型光合成への変更の可能性を培養段階での昼夜温度の逆転から検討し,更に,ガンマ線緩照射による変異個体の作出について検討した.得られた結果の概要は以下の通りである. 1.セイロンベンケイソウの培養植物は,明期において活発なCO2吸収を示すC3型光合成的ガス代謝を行いながらも,CAM植物特有のリンゴ酸の日変化が見られCAM cycling型光合成を行った. 2.培養段階においても高夜温条件によりリンゴ酸蓄積量が減少し,C3型光合成に近づいた. 3.カルス分化時から高夜温で生育させた培養植物体は光合成型を変更したが,順化させると本来のCAM型光合成が回復した. 4.昼夜のリンゴ酸含量の差(Δリンゴ酸)におけるガンマ線照射の効果についてはほとんど影響がなかった. 5.ガンマ線照射個体は気孔密度において増加傾向を示し,孔辺細胞長においては影響がなかった.また,培養を経由した植物体において気孔密度は減少傾向を示し,孔辺細胞長は肥大する傾向を示した.
索引語双子葉植物;突然変異体;ガンマ線;照射;光合成;CAM植物;大量増殖;気孔;夜間;高温
引用文献数22
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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