結果節位の異なるイチジク果実の形質と糖集積に及ぼす摘果の影響

レコードナンバー
621415
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ00015006
NACSIS書誌ID
AN00025257
本文言語
ja
著者名
矢羽田 第二郎 ; 野方 仁
誌名
園藝學會雜誌
別誌名
Journal of the Japanese Society for Horticultural Science ; 園芸学会雑誌
発行元
園藝學會
巻号ページ
70巻・1号,p.72-77(2001-01)
ISSN
00137626
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PDF(564KB)
抄録
イチジク'桝井ドーフィン'を用い,結果枝内の第7節以下のすべての果実を横径が約4mmに達した結果期に摘果して,第8節と第13節の果実の形質と糖集積に及ぼす影響を調査した. 1.第8節と第13節の果実が結果から成熟までに要した日数は73~75日で,摘果区と無処理区との間に差はなかった.結果後の果実肥大において,第8節の果実では摘果処理の影響が小さかったが,第13節では果径が肥大初期から大きくなる傾向が認められた. 2.無処理区の収穫果実は,第8節と第13節の果実は第3節の果実に比べ横径と果実重が著しく小さく,肥大が劣った.第8節,第13節の果実は,第3節に比べて果皮色のE値が高く着色が劣り,小果,果托の糖度も低かった.果実の硬度は,節位間に差がみられなかった. 3.摘果区では,第13節の収穫果実の横径と果実重が無処理区より大きくなり,果肉内では小果よりも果托の重量が増加した.果皮色のE値は,第8節では摘果区が無処理区より低くなって着色が優れ,第13節でも摘果区が低下傾向となった.果実の硬度は,第8節,第13節の両節位とも処理区間に差がなかった. 4.摘果区では,第8節,第13節の小果および果托で無処理区に比べ単位重量当たりの果糖,ブドウ糖含量が増加した.また,部位ごとの重量から換算した糖の総量も無処理区より多くなり,特に,重量増加が顕著であった第13節の果托で糖の集積が促進された.
引用文献数
14
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib