多回産卵魚マツカワにおける卵中甲状腺ホルモンの人為的操作の試みおよび初期減耗に及ぼす効果の検討

多回産卵魚マツカワにおける卵中甲状腺ホルモンの人為的操作の試みおよび初期減耗に及ぼす効果の検討

レコードナンバー621592論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014087NACSIS書誌IDAA11152618
著者名山野目 健
田川 正朋
書誌名岩手県水産技術センター研究報告 = Bulletin of Iwate Prefectural Fisheries Technology Center
別誌名Bull. Iwate Pref. Fish. Tech. Center
岩手水技セ研報
発行元岩手県水産技術センター
巻号,ページ2号, p.21-27(2000-11)ISSN13430114
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抄録近年,甲状腺ホルモン(3,5,3'-トリヨードサイロニン:T3)投与が仔魚の生残率を向上させるとする報告が数種の海産魚についてなされている。本研究はマツカワVerasper moseriでの効果を検討することを目的とした。まず,最適な投与方法を決定するため,T3のコレステロールペレット(23mg/kg BW)を親魚の筋肉中に埋め込む方法とT3溶液(100ng/ml)に受精卵を浸漬する方法により,卵中T3濃度が上昇するか検討した。親魚へのT3ペレット投与では,投与後5日目に卵中T3濃度の顕著な上昇が認められた。T3濃度のピークは投与後22-32日目に見られ,その値は220-320ng/gであった。受精卵を授精後2時間目,5日目,10日目からそれぞれ24時間T3溶液に浸漬した結果,いずれの時期においても,浸漬後24時間目の卵中T3濃度は100-220ng/gまで上昇した。また,T3溶液に浸漬した受精卵から孵化した仔魚の無給餌生残指数(SAI)は対照区と有意な差が見られず,マツカワにおいてはT3投与による生残率向上効果は確認されなかった。
索引語カレイ類;卵;甲状腺ホルモン;強化;稚仔;生存
引用文献数24
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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