室内飼育下におけるワタリイシガニの幼生飼育の最適塩分

室内飼育下におけるワタリイシガニの幼生飼育の最適塩分

レコードナンバー621605論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名諸喜田 茂充
藤田 喜久
Islam Md.S.
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ48巻・ 4号, p.623-630(2000-12)ISSN03714217
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抄録ガザミ科に属するイシガニ類の一種,ワタリイシガニのゾエア期からメガロパ期までの幼生発達における飼育水の最適塩分を室内飼育実験により明らかにした。飼育水を0‰から35‰ごとに区分した計8の実験区を設置し,幼生の発達,生存率,各齢期の日数を調べた。ゾエア幼生からメガロパ幼生への変態は,20~35‰の塩分条件下でのみ観察された。各実験区におけるメガロパ変態までに要した最短日数は,20‰で44日,25‰で38日,30‰で28日,35‰で36日であった。0~10‰の低塩分下においては,ゾエア幼生は次の齢期に脱皮することなくすべて死亡した。生存率は25~35‰の条件下で高い値を示し,他の実験区に対する有意差が認められた。以上の結果より,ワタリイシガニの幼生は20~35‰の塩分条件下で生育可能であるが,飼育における最適塩分は30‰であると考えられる。
索引語ガザミ類;幼生;飼育;塩分;変態
引用文献数41
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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