界面活性剤Triton X-100によるトマト果実由来エピクチクラワックス成分の選択的可溶化

界面活性剤Triton X-100によるトマト果実由来エピクチクラワックス成分の選択的可溶化

レコードナンバー621806論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015061NACSIS書誌IDAN00196227
著者名田村 廣人
林 幸之
Knoche M.
ほか1名
書誌名日本農薬学会誌
発行元日本農薬学会
巻号,ページ26巻・ 1号, p.16-20(2001-02)ISSN03851559
全文表示PDFファイル (474KB) 
外部リンク
抄録農薬製剤に含まれる界面活性剤Triton X-100のトマト果実由来エピクチクラワックス成分の可溶化機構について再構成モデル系を用いて検討した.Triton X-100は,エピクチクラワックス成分のうち不飽和炭化水素のhexacosene,tritriacontadieneおよびテルペン類のα,β-amyrinを臨界ミセル濃度以上で選択的に可溶化した.一方,飽和炭化水素成分は,使用したいずれの濃度でもトレース量かまたは検出されなかった.このTriton X-100による選択的可溶化現象は,エピクチクラワックス成分のlog P値では説明できなかった. 従って,この可溶化は,ミセルとエピクチクラワックス成分との電子的相互作用,van der Waals力および分子自体のコンフォメーション等の他の要因の関与が推測された.さらに,界面活性剤によるエピクチクラワックスの可溶化は,農薬の茎葉吸収機構の一因である可能性のあることが示唆された.
索引語トマト;界面;活性物質;アジュバント;果実;表皮;ろう;可溶性
引用文献数22
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat