各種ケイ酸資材施用による育苗期のイネいもち病の発病抑制

各種ケイ酸資材施用による育苗期のイネいもち病の発病抑制

レコードナンバー622207論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名前川 和正
渡辺 和彦
相野 公孝
ほか1名
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ72巻・ 1号, p.56-62(2001-02)ISSN00290610
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抄録各種ケイ酸資材を育苗箱に施用することにより,イネ育苗期のいもち病の発病抑制について検討したところ,以下に示す結果を得た. 1)6種類の資材を比較したところ,育苗箱当たり試薬シリカゲル250g(以下いずれも箱当たりSiO2成分),ケイ酸カリウム溶液試薬(以下試薬ケイカリとする)3gは,苗いもち発病抑制効果が高かった. 2)地上部のケイ酸含有率は無施用の17g kg-1に対して,試験シリカゲル250gで76g kg-1(無施用に対して4.5倍),試薬ケイカリ3gで39g kg-1(同2.3倍)で,試薬ケイカリ施用はケイ酸含有率が低くても,発病抑制効果が高かった. 3)効果のあった2剤の最適施用量を調査したところ,肥料シリカゲル(以下シリカゲルとする)200g,250gで無施用区の約10%に,試薬ケイカリ12gで,無施用の12.7%に発病を抑制した. 4)以上の結果より,シリカゲル200g,250g,試薬ケイカリ12gは,殺菌剤にほぼ匹敵する高い抑制効果があり,これらの資材は殺菌剤の代替になると考えられる.
索引語イネ;育苗;ケイ酸;いもち病;抑制;資材
引用文献数24
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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