ナスの促成栽培におけるセル成型苗の自家育苗技術

ナスの促成栽培におけるセル成型苗の自家育苗技術

レコードナンバー630044論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011918NACSIS書誌IDAN10406825
著者名橋本 和泉
前田 幸二
書誌名高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center
別誌名Bull. Kochi Agric. Res. Cent.
高知農技セ研報
発行元高知県農業技術センター
巻号,ページ10号, p.51-58(2001-03)ISSN09177701
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抄録ナスの促成栽培において,穂木に'竜馬',台木にヒラナスを用いたセル成型苗の自家育苗技術および二次育苗の有無と,定植後の生育,収量および品質について検討した. 1.128穴と72穴のセルトレイに直接播種した場合,72六セルトレイでは,接ぎ木時の胚軸径が大きく,割り接ぎ木後の活着率も高く,良質の苗が得られた. 2.72穴セルトレイを用い,台木と穂木を同時に播種した場合,いずれの胚軸径も約2.0mmに達した時期に接ぎ木が容易となり,接ぎ木後の活着率も高かった. 3.底面給水により1分間給水した場合,苗の生育は慣行の頭上かん水とほとんど差がなかった. 4.セル成型苗を10日間二次育苗した場合,慣行のポット苗に比べて収穫初期の上品収量は少なかったが,収穫全期間ではほぼ同じであった. 5.以上のことから,ナスの促成栽培においてセル成型苗を自家育苗する場合,72穴セルトレイに台木と穂木を同時に直接播種して,胚軸径が約2.0mmに達した時期に割り接ぎし,1分間の底面給水によりかん水することで良質苗が得られることが分かった.また,接ぎ木活着後に9cmポットに鉢上げして10日間二次育苗することで,慣行のポット苗と遜色ない上品収量が得られることが明らかとなった.
索引語ナス;セル苗;育苗;技術;促成栽培;接ぎ木;潅水
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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