カキ‘前川次郎’における遅れ花着生数と樹体栄養との関係

カキ‘前川次郎’における遅れ花着生数と樹体栄養との関係

レコードナンバー630183論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20007105NACSIS書誌IDAN00102518
著者名大城 晃
書誌名静岡県柑橘試験場研究報告
別誌名Bulletin of the Shizuoka Prefectural Citrus Experiment Station
Bulletin o[f] the Citrus Experiment Station
発行元静岡県柑橘試験場
巻号,ページ30号, p.15-22(2001-03)ISSN04886828
全文表示PDFファイル (780KB) 
抄録遅れ花の着生数と関連する体内栄養条件を明らかにするため、カキ'前川次郎'を供試し、収量と樹体内成分含有率および樹体内成分含有率と遅れ花数との関係について検討した。 1.遅れ花数は1樹当たり約150個、全着化数の約20%であり、樹間の変動係数は約90でかなりの変動が認められた。また、遅れ花数は正常花数と正の相関関係が認められた。 2.前年の葉中成分と遅れ花数との関係において7月の可溶性糖類と負の相関、8,9月のでんぷん含有率との間に正の相関関係がみられた。しかし、その因果関係は明らかでなかった。 3.遅れ花数と前年の収量との関係は明確でなかった。しかし、遅れ花数と休眠期のl年生枝中でんぷん含有率との関係は2年間全体では弱い正の相関関係が認められた。単年度では、2年中1年で正の相関関係がみられ、他のl年では正常花数の影響を除いた遅れ花数との偏相関関係は弱い正の相関関係がみられた。 休眠期における1年生枝中窒素含有率との関係は2年間全体で正の相関関係がみられ、単年度では2年中1年で正の相関関係、他の1年は相関関係は認められなかった。 4.以上のことから、遅れ花の着生に関する樹体の栄養条件としては冬季の炭水化物、窒素が重要と考えられた。
索引語カキ;着花;異常;樹木;栄養;窒素;炭水化物;含有量
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat