非病原性フザリウム菌によるラッキョウ乾腐病の発病抑制要因

非病原性フザリウム菌によるラッキョウ乾腐病の発病抑制要因

レコードナンバー630212論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011864NACSIS書誌IDAN10443402
著者名本多 範行
川久保 幸雄
書誌名福井県農業試験場研究報告
別誌名福井農試研究報告
Bulletin of the Fukui Agricultural Experiment Station
発行元福井県農業試験場
巻号,ページ36号, p.9-18(1999-03)ISSN13412345
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抄録非病原性Fusarium moniliforme,F.oxysporumの前接種によるラッキョウ乾腐病の発病抑制機作について検討した。非病原性F.moniliforme,F.oxysporumとラッキョウ乾腐病菌の対峙培養において,非病原菌と病原菌との間に抗生は認められなかった。発病抑制効果は生菌で高かったが,死菌体,培養ろ液ではほとんど見られなかった。非病原菌を接種した種球内に病原菌を接種しても発病が抑制された。また,病原菌を表面に接種した種球に対しても非病原菌の発病抑制効果か認められた。 前接種した非病原菌は収穫期の6月まで長期間ラッキョウの植物体に感染していたが,6月の植物体からの分離率は11月に比べ低かった。土壌潅注処理に比べ種球浸漬処理の分離率は高かった。病原菌と同時に非病原菌を土壌に接種すると,ラッキョウからの非病原菌の分離率は病原菌に比べ低かった。 これらのことから本交叉防御は,ラッキョウ種球に接種された非病原菌の感染による全身的抵抗性誘導と植物体における病原菌との競合によって生じると考えられる。
索引語ユリ科;球茎;病害防除;生物学的防除
引用文献数32
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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