忍路湾における沿岸水温と栄養塩の関係

忍路湾における沿岸水温と栄養塩の関係

レコードナンバー630408論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009275NACSIS書誌IDAN10008130
著者名中多 章文
八木 宏樹
宮園 章
安永 倫明
川井 唯史
飯泉 仁
書誌名北海道立水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experimental Station
別誌名Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experiment Station
Sci. Rep. Hokkaido Fish. Exp. Stn.
北水試験報
発行元北海道立水産試験場
巻号,ページ59号, p.31-41(2001-03)ISSN09146830
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抄録忍路湾内の3地点において,1992年7月から1999年7月までの7年間,約10日に1度の頻度で水温,塩分,クロロフィルa,透明度,硝酸塩+亜硝酸塩濃度,リン酸塩濃度を測定した。このデータから各環境条件の月平均値を求め,季節変化と経年変化,水温と栄養塩濃度の関係について調べた。忍路湾内の水平,鉛直方向の環境要因の差について,塩分および硝酸塩+亜硝酸塩では,湾奥-湾口方向の水平方向の差に比ベ,表層-5m層間の鉛直方向の差が,年平均値で一桁大きいことがわかった。5m層の1月から3月までの冬季平均水温と硝酸塩+亜硝酸塩濃度との間には,負の相関関係が認められ,表層,5m層あわせた回帰直線の傾きは-0.92となった。3月から5月にかけての融雪期において,表層の平均水温と硝酸塩+亜硝酸塩濃度,および表層の平均塩分と硝酸塩+亜硝酸塩濃度に負の相関が認められた。これらのことから,忍路湾においてホソメコンブの現存量変動に関係する水温変動には,栄養塩類の変動も伴っているといえる。
索引語沿岸;水温;栄養塩;北海道;日本海
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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