福岡県における農業用水の水質

福岡県における農業用水の水質

レコードナンバー630472論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005895NACSIS書誌IDAN10485504
著者名水田 一枝
角重 和浩
平野 稔彦
書誌名福岡県農業総合試験場研究報告
別誌名福岡農総試研報
Bull. Fukuoka Agric. Res. Cent
発行元福岡県農業総合試験場
巻号,ページ20号, p.13-16(2001-03)ISSN13414593
全文表示PDFファイル (515KB) 
抄録1996~1998年にかけて,水稲のかんがい期(代かき期から登熟期)に,福岡県内46地点(28水系)における農業用水の水質を調査した。 pHの県内平均値は7.4,電気伝導度(以下EC)は178μS/cmで農業(水稲)用水基準値内であり,1986~1988年にかけて行われた一次調査及び1991~1993年にかけて行われた二次調査と比較して大きな変化はなかった。化学的酸素要求量(以下COD)の平均値は6.4mg/Lと農業用水基準値を超えており,一次調査,二次調査と比較して著しく増加した。また,水稲が生育障害を起こすとされる8mg/Lを超えた地点も多く存在した。一次調査時点からすでに基準値を超えていた全窒素(以下T-N)も増加が認められた。この間に無機態窒素濃度はあまり変化していなかったことから,この増加は有機態窒素(以下Org-N)によるものと考えられ,有機性物質による汚濁が進んでいることが示唆された。 CODの時期別推移を見ると,代かき期,幼穂形成期にCODが高くなるタイプ,代かき期,登熟期に高くなるタイプの2つのタイプに分けることができた。一つは農村の水田地帯に存在する用水やクリークであり,もう一つは生活雑排水の影響を受けやすい住宅地や道路際等の用水のタイプであった。
索引語農業;用水;水質;水質汚濁;窒素;COD;都市化;福岡県
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat