イグサ品種‘筑後みどり’の茎の生育特性と原料材質特性
イグサ品種‘筑後みどり’の茎の生育特性と原料材質特性
レコードナンバー | 630473 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20005895 | NACSIS書誌ID | AN10485504 |
著者名 | 藤冨 慎一 内村 要介 堺田 輝貴 ほか1名 | ||
書誌名 | 福岡県農業総合試験場研究報告 | ||
別誌名 | 福岡農総試研報 Bull. Fukuoka Agric. Res. Cent | ||
発行元 | 福岡県農業総合試験場 | ||
巻号,ページ | 20号, p.17-22(2001-03) | ISSN | 13414593 |
全文表示 | PDFファイル (685KB) | ||
抄録 | 7月刈栽培用イグサ品種‘筑後みどり’の出芽日別の茎の生育特性および原料材質特性を栽培時期が異なる2作型について検討した。 ‘筑後みどり’の最長茎の出芽時期は‘いそなみ’と同じで,7月1日刈栽培では5月2半旬頃,7月15日刈栽培では5月5半旬頃であった。‘筑後みどり’の茎の伸長速度は,‘いそなみ’よりも出芽直後においては遅いが生育後半には速く,特に7月15日刈栽培では伸長の停滞開始時期が遅いため,刈取期の茎長は‘筑後みどり’が長かった。 7月1日刈栽培における‘筑後みどり’は,最長茎が‘いそなみ’に比べて根元と先端において太く,7月15日刈栽培に比べると全体的に太い傾向がみられ,硬度の均一性も劣るため,7月1日刈栽培より7月15日刈栽培の方が原料材質特性が優れた。 7月15日刈栽培における‘筑後みどり’は,‘いそなみ’と同じ刈取期になっても最長茎になる茎は伸長途中で,硬度が低い傾向にあるため,刈取時期を‘いそなみ’よりもやや遅らせて充実を進める必要があると推察された。 | ||
索引語 | イグサ;品種;茎;生育;原料;特性;直径;硬度 | ||
引用文献数 | 14 | 登録日 | 2011年03月05日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |