トマトの節間長の品種間差異と短節間形質の遺伝様式並びに栽培適応性の解析

トマトの節間長の品種間差異と短節間形質の遺伝様式並びに栽培適応性の解析

レコードナンバー630576論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005074NACSIS書誌IDAN10556034
著者名矢ノ口 幸夫
岡本 潔
書誌名長野県中信農業試験場報告
別誌名Bulletin of the Nagano Chushin Agricultural Experiment Station
Bull. Nagano Chushin Agr. Ex. Sta.
長野中信農試報
発行元長野県中信農業試験場
巻号,ページ16号, p.17-28(2001-03)ISSN03896935
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抄録本実験は、トマトにおける節間長の遺伝異変、短節間性の遺伝様式並びに幾つかの誘引法に対する適応性を明らかにし、今後の短節間ミニトマト品種の育種に役立てようとして行った。その結果の概要は次のとおりである。 1.節間長には明かな品種・系統間差異が認められ、節間長はd(dwarf)、br(brachytic)、sd(sun dwarf)、bu(bushy)遺伝子を保有する系統で短く、「キャロル7」等の市販品種で長かった。 2.ミニトマト用の短節間育種素材として、br(LA2069)、d(LA3022)、bu(LA2918)、glo2(LA612)を選定して、普通型系統(SOP-1-4-2-4)とのF1、F2世代を用いて遺伝解析を行い、その遺伝様式を推定した。その結果、短節間性は劣性形質であり、ミニトマト品種育成には、育種の効率化が図れるbu遺伝子の利用が最も適当と判断した。 3.短節間系統の栽培適応性を検討した結果、直立支柱誘引栽培では短節間性は収穫可能果房数が増加するメリットがあることを明らかにした。また、つる下ろし誘引法による長期どり栽培では短節間性はつる下ろし回数を低減でき、これらに係る作業時間の省力化に有効であることを明らかにした。
索引語トマト;品種間差異;節間;遺伝子型;一代雑種;省力;適性
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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