半促成栽培のトマトにおける生物農薬少量放飼による害虫防除

半促成栽培のトマトにおける生物農薬少量放飼による害虫防除

レコードナンバー630957論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20000857NACSIS書誌IDAA11551646
著者名松村 美小夜
西本 登志
福井 俊男
書誌名奈良県農業技術センター研究報告
別誌名Bull. Nara Agr. Exp. Sta
奈良農技セ研報
Bulletin of the Nara Prefectural Agricultural Experiment Station
発行元奈良県農業技術センター
巻号,ページ32号, p.19-26(2001-03)ISSN13456393
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抄録奈良県における半促成栽培のトマトの害虫発生期間が比較的短いという特徴とコスト削減を踏まえて,生物農薬の少量放飼によるオンシツコナジラミとマメハモグリバエの防除効果を調査した。 オンシツコナジラミ派生初期からのオンシツヤコバチ(商品名:エンストリップ)の通常の2分の1~3分の2に当たる25~30株当たりマミーカード1枚の2回放飼による防除効果は高かった。特に,葉が混みあい薬剤の付着むらができる条件でも高い効果が得られたことから,農薬散布技術の個人差を埋める技術としても評価できると考えられた。 マメハモグリバエの発生初期からのイサエアヒメコバチ,ハモグリコマユバチ(商品名:マイネックス)の通常の18分の1~9分の1に当たる7.5a当たりボトル1本1回放飼による防除効果は高かった。採集された寄生蜂種や温度条件から,密度抑制に寄与したのはイサエアヒメコバチの2世代目の活動と考えられた。 以上のことから,奈良県の半促成栽培のトマトにおいて,オンシツコナジラミとマメハモグリバエに対しては生物農薬の少量放飼が可能と考えられた。
索引語トマト;害虫;生物農薬;コナジラミ科;半促成栽培;寄生蜂;放飼;密度
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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