サウジアラビア産ネッタイイエカにおける各種ピレスロイド剤の化学構造と抵抗性レベルの相関

サウジアラビア産ネッタイイエカにおける各種ピレスロイド剤の化学構造と抵抗性レベルの相関

レコードナンバー631010論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015061NACSIS書誌IDAN00196227
著者名葛西 真二
正野 俊夫
Weerasinghe I.S.
書誌名日本農薬学会誌
発行元日本農薬学会
巻号,ページ26巻・ 2号, p.158-161(2001-05)ISSN03851559
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抄録サウジアラビア産のパーメスリン抵抗性ネッタイイエカ(Jpal-per系統)について各種ピレスロイド剤に対する抵抗性レベルを調べた.Jpal-per系統は実験に用いた13種のピレスロイド剤すべてに対し抵抗性を示したが,そのレベルには5.6~4160倍という開きが認められた。抵抗性レベルはピレスロイド剤のアルコール部位の構造に依存する傾向が認められ,3-フェノキシベンジル基をもつピレスロイド剤では,α位にシアノ基をもたない化合物に対しては2000倍以上の高い抵抗性を示したが,α-シアノ-3-フェノキシベンジル基をもつ化合物に対しては39~56倍の抵抗性しか示さなかった.3-フェノキシベンジル基のα位にシアノ基が存在するか否かが本系統の抵抗性機構に大きな影響を及ぼしていることが示され,この抵抗性レベルの違いがピレスロイド剤の作用点であるナトリウムチャネルの薬剤感受性の差違,もしくは解毒酵素チトクロムP450の基質持異性の差違に起因している可能性について考察した.
索引語昆虫類(双翅目);殺虫剤;化学構造;感受性;外国;アジア;チトクロム
引用文献数26
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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