兵庫県内乳用牛におけるPIT1遺伝子の多型と泌乳形質の関連性

兵庫県内乳用牛におけるPIT1遺伝子の多型と泌乳形質の関連性

レコードナンバー631139論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009946NACSIS書誌IDAN10493207
著者名廣崎 里麻
小鴨 睦
生田 健太郎
阿部 雅一
凾城 悦司
書誌名兵庫県農業技術センター研究報告. 畜産編
発行元兵庫県立中央農業技術センター
巻号,ページ37号, p.45-50(2001-03)ISSN13416332
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抄録Pituitary specific transcription factor-1(Pit-1)遺伝子はプロラクチンや成長ホルモンの発現,下垂体の分化増殖などの働きを持つ.Pit-1には変異部位があり,制限酵素HinfⅠにより切断されないA座(451bp)と一カ所が切断されるB座(244bpと207bp)が存在する.プロラクチンや成長ホルモンは乳腺の発達や泌乳に大きく関与しており,Pit-1の多型は泌乳形質に影響を与えている可能性がある.そこで,検定サンプル乳(以下サンプル乳と呼ぶ)からのPit-1遺伝子増幅,県内乳用牛のPit-1のHinfⅠによる多型,多型と泌乳形質の関連性について検討した. 1 サンプル乳156検体中141検体で遺伝子増幅が可能であり,体細胞数は増幅の可否に影響しなかった. 2 県内乳用牛207頭のpit-1遺伝子型は3グループに区分され,その頻度はAA型,AB型,BB型でそれぞれ3.9%,43.5%,52.6%であった. 3 207頭のうち信頼度50%以上の推定育種価(Estimated Breeding Value,以下EBVと呼ぶ)評価値を持つ182頭について遺伝子型による区分を行って泌乳形質を比較した.AA型の泌乳形質はAB型やBB型よりも乳量・乳脂肪量・乳タンパク質量・無脂固形分量において高い傾向にあった.乳成分率についてはAA型,AB型,BB型間で差はなかった.
索引語乳牛;遺伝子;多型;泌乳;形質;兵庫県
引用文献数18
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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