出穂後施用窒素がコムギの子実タンパク質に及ぼす影響

出穂後施用窒素がコムギの子実タンパク質に及ぼす影響

レコードナンバー631391論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名木村 秀也
志村 もと子
山内 稔
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ72巻・ 3号, p.403-408(2001-06)ISSN00290610
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抄録コムギの子実タンパク質含量適正化のために、出穂後の窒素施用によるタンパク質含量への影響を明らかにし、また子実タンパク質含量の上昇に伴う各タンパク質画分の変動について検討した。 1)出穂後10日の窒素施用により、子実タンパク質含量、千粒重、リットル重の上昇が確認され、収量および稈長、穂長への影響は確認されなかった。播種前の稲わら施用によって土壌の窒素含量の差異は見られなかったが、生育および収量が低下した。 2)コムギ個体内での窒素分配比によると、子実への窒素集積は吸収窒素の70%であったが、出穂後追肥で吸収された窒素の子実への分配比は90%と高くなった。また、追肥後18日と収穫期での出穂後施用窒素の吸収量の比較から、追肥窒素の吸収は追肥後18日までに行われることか示され、収穫期における追肥窒素の吸収率は約40%であった。 3)子実タンパク質の溶媒抽出法での各画分に含まれる窒素集積量の検討から、追肥由来窒素は低分子画分に集積することなく、個体内に取り込まれていた窒素と同様に各画分に分配された。タンパク質含量上昇に伴いエタノール抽出画分への窒素分配比が上昇した。
索引語コムギ;窒素肥料;子実;タンパク質;出穂;施肥
引用文献数26
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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