ソース/シンクの切除がダイズの生育収量,乾物生産に及ぼす影響

ソース/シンクの切除がダイズの生育収量,乾物生産に及ぼす影響

レコードナンバー632166論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014890NACSIS書誌IDAN00189888
著者名齊藤 邦行
磯部 祥子
瀬口 由美香
ほか1名
書誌名日本作物學會紀事
別誌名Proceedings of the Crop Science Society of Japan
Japanese journal of crop science
日本作物学会紀事
発行元日本作物學會
巻号,ページ70巻・ 3号, p.365-372(2001-09)ISSN00111848
全文表示PDFファイル (1118KB) 
外部リンク
抄録ダイズの収量成立過程において、莢数の決定はソース能と密接に関係している。シンクとソースの相互関係を検討するため、圃場栽培を行ったダイズ(タチスズナリ)を用いて、開花盛期に主茎と分枝それぞれについて葉、花、葉花を切除した区を設け、開花数と結莢率、乾物生産特性の比較を行った。節数は葉・花切除により増加し、これには椏枝の発達が関係した。莢数はいずれの区においても減少し、その程度は主茎切除区に比べ分技切除区で、葉花切除区に比べ花切除区で大きかった。葉または花の切除は処理を行っていない主茎または分校の開花・着莢を促進し、その程度は主茎で著しかった。葉花切除区の花蕾数の増加は葉切除区、花切除区に比べて大きかった。すなわち、ソースとシンクいずれの切除によっても花蕾数の増加による補償が行われることがわかった。個体群生長速度はいずれの区でも低下したが、その程度は花切除区に比べ葉切除区と葉花切除区で著しかった。純同化率は葉切除区で葉面積指数が減少することにより上昇した。分枝葉切除区における分枝の莢乾物増加速度は主茎葉切除区における主茎に比べて大きかったことから、分校は主茎に同化産物を依存していることがわかった。葉切除区と葉花切除区では、純同化率が高まり、複葉から葉腋への同化産物供給の増加により花芽の分化発育が促進され、着莢も高まることが明らかとなった。
索引語ダイズ;葉;花;切断;生育;収量;乾物生産
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat