中国内蒙古草原における放牧強度と群落種類組成の変化

中国内蒙古草原における放牧強度と群落種類組成の変化

レコードナンバー640141論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014871NACSIS書誌IDAN00194108
著者名林 一六
中村 徹
亦 如瀚
ほか1名
書誌名日本草地学会誌
別誌名日本草地学会誌
Japanese journal of grassland science
Glassland science
Journal of Japanese Society of Grassland Sciences
Journal of Japanese Society of Grassland Science
発行元日本草地学会
巻号,ページ47巻・ 4号, p.362-369(2001-10)ISSN04475933
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抄録内蒙古シリン川流域の草原において、放牧強度と草原の種類組成、地上部現存量、群落種多様性の関係を調べた。人々は朝、Niudui集落から羊を連れて遊牧に出て、5-10kmの範囲を遊牧した後、夕方にはまた集落にもどる。したがって、放牧の強度は集落に近いほど強く、そこから離れるにつれて弱くなる。放牧強度が比較的弱い場所ではLeymus chinensis(Aneurolepidium chinenseのシノニム)やStipa grandisが優占種であった。放牧強度が強くなるとCleistogenes squarrosa,Carex korshinskyiなどが優占するようになる。地上部現存量は放牧強度に応じて、1m2当たり強い立地で127.3gから弱い立地の303gへと変化した。群落種多様性は放牧強度とは独立に3.13から3.64の間を変動した。放牧地としての草地の状態を評価するために、立地状態指数(Stand quality index:SQl)を用いて草地を診断した。立地状態指数は村落のなかで278、村落から4km離れた放牧強度の弱い場所で667となった。かって放牧した場所で、放牧を13年間中止した草地では、SQlは420から624に上がった。群落構成種の草丈と被度から導かれるv-値と各種の現存量との関係を求めた。このv-値を用いて群落現存量を非破壊的に推定することができるようにした。
索引語草原;放牧;強度;群落;組成;中国
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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