1-アリールメチル-2-アリールイミダゾリジンの合成と殺ダニ活性
1-アリールメチル-2-アリールイミダゾリジンの合成と殺ダニ活性
レコードナンバー | 640609 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015061 | NACSIS書誌ID | AN00196227 |
著者名 | 利部 伸三 酒向 美紗 岩屋 和子 ほか1名 | ||
書誌名 | 日本農薬学会誌 | ||
発行元 | 日本農薬学会 | ||
巻号,ページ | 26巻・ 4号, p.393-398(2001-11) | ISSN | 03851559 |
全文表示 | PDFファイル (471KB) | ||
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抄録 | 新規の1-アリールメチル-2-アリールイミダゾリジンを2種の方法、即ち、2-アリールイミダゾリジンの1-位の窒素原子へのハロゲン化アリールメチルの塩基存在のもとでの求電子置換反応あるいはN-アリールメチルエチレンジアミンとベンズイミデ-トとのイミダゾリジン環化反応によって合成した。生成物の構造はNMR、MSやIRスペクトルなどで確認した。MSスペクトルでは2-置換イミダゾリジン構造に特徴的な解裂パタンか見られた。殺ダニ活性はアリールメチルに関してはパラ位のクロロ、t-ブチル、フエニル置換体、2-アリールに関してはオルト位のジフルオ口体に見られ、その中で、l-(P-クロロベンジル)-2-フエニルイミダゾリジンと1-ペンシル-2-(2,6-ジフルオ口フェニル)イミダゾリジンに50ppmで強い活性が見られた。1位の(クロル置換)ピリジルメチルや2位のピリジン誘導体は弱い活性しか示さなかった。 | ||
索引語 | 殺ダニ剤;合成;作用特性;イミダゾール化合物;ハダニ科 | ||
引用文献数 | 7 | 登録日 | 2011年12月19日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |